メキシコのドラッグ・カルテルが凄まじいまでの勢力を持っているのを見ても分かる通り、世界はドラッグの蔓延で地獄のような惨状になっている。
ドラッグに満ちているということは、すなわちドラッグに堕ちた依存者も山ほど存在するということだ。日本ではドラッグでフラフラになってストリート売春をしている女性の姿は皆無だが、世界はそうではない。
アメリカでも中南米諸国でも欧米でも、こうした女性たちは当たり前に存在する。街の至るところで朦朧とした表情をしながら、自分に金を与えてくれる男を待っている。
すでに廃人寸前になっているような女性も多い。
老いて歯も失ったような売春女性もいる。下半身がボロボロになった売春女性もいる。自分の子供を薬物依存にして売春させる「ヘロイン・ママ」もいる。
ドラッグ依存は正常な判断を喪失させる。善悪の判断も消し去られ、羞恥心すらも消え去る。そのため、ドラッグ依存の女性の何人かは路上で売春ビジネスをする。
中には朦朧とした意識であることを見透かされ、男に金をもらうこともなく路上でセックスされ、そのまま使い捨てにされるような女性も出てくる。