◆「普通の男は風俗嬢と付き合おうとは思うな」というのは覚えておくべき教訓

◆「普通の男は風俗嬢と付き合おうとは思うな」というのは覚えておくべき教訓

以前、五反田で取材したことのある30代のデリヘル嬢の女性から2年ぶりに連絡がきたので歌舞伎町の喫茶店『集』で会ってきたのだが、久しぶりに会うと一見してまったく分からないほど風貌が変わっていた。

かつては茶髪でカールした髪型だったのだが、それがボーイッシュなショートの金髪になっていて、ファッションセンスがやや派手気味に変わっていた。化粧も変わっていて、以前よりも派手な感じになっている。

私が「全然前と違う」と驚いていると、彼女は「今のお店はこういう感じが好きなお客さんが多いから」と照れた。外観はたしかに変わったが、話し方や口調はまったく変わっていなかった。

どちらかと言えばハスキーボイスで、身体も大柄なので、彼女に対して威圧感を感じる男性もいるかもしれない。ここ最近は寒くなってきて彼女も重ね着しているので、太っているわけでもないのに大柄な雰囲気がますます強調されてしまっている。

風俗では顕著に清楚で華奢で大人しい感じの女性が好まれるので彼女のようなタイプはやや敬遠される。その傾向は彼女自身も以前は自分で言っていたのだが、髪が短くなったので、ますます敬遠されそうな勢いだった。

しかし、彼女は「逆にこのほうがいい」と強調する。彼女が勤めるのは五反田の店にありがちな「フェチ系」で、彼女の重量《バルク》がありそうな足を好む固定客がついていた。

その何人かは小柄な中年男性で、彼女に対して「ある行為」を期待しているのだという。それを聞いて、私は苦笑せざるを得なかった。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

ブラックアジア会員登録はこちら

CTA-IMAGE ブラックアジアでは有料会員を募集しています。表記事を読んで関心を持たれた方は、よりディープな世界へお越し下さい。膨大な過去記事、新着記事がすべて読めます。売春、暴力、殺人、狂気。決して表に出てこない社会の強烈なアンダーグラウンドがあります。

野良犬の女たちカテゴリの最新記事