中東の内乱と暴力の蔓延、そして欧米で続発するテロ事件の連続で、イスラムに対するイメージは猛烈に悪化している。
イスラム過激派の暴力は、そもそも恐怖を植え付けるために行われている「残虐ショー」であり、これを聖戦(ジハード)と呼ぶので、イスラムを知らない人間から見ると、イスラム教徒全員が気の狂った集団のように見えるようだ。
2015年2月10日、アメリカのノースカロライナ州で大学に通う3人の若いイスラム教徒が射殺されるという事件が起きている。
この事件の犯人は46歳の白人の男なのだが、車の停め方を巡っての口論が原因で、決してイスラム憎悪の犯罪ではないとされている。
しかし、この容疑者はインターネットにイスラム教を批判する内容を書いていたので、やはりイスラム憎悪があったのではないかと言われている。
イスラムに対する憎悪は、恐らく止まらない。これは、仕組まれた巨大な流れだからだ。