色素のない肌、薄い虹彩、白髪に近い髪。先天性白皮症(アルビノ)の人々はとても目立ち、時には迫害の対象になることもある。
現在もアフリカ・タンザニアではアルビノの人たちが呪術の生け贄として殺されたり、身体の一部を切断されたりする悲劇的な事件が起きている。
アフリカでは黒魔術(ブラック・マジック)が今でも深く信じられており、生け贄を捧げるために狙われる人たちがいるのである。(呪術と迷信で、手足を切り刻まれるタンザニアのアルビノたち)
今までアルビノの人々は、単に「遺伝性の病気」であると思われていたが、このアルビノの「個性」に注目したのがファッション業界である。
ナスチャ・クマロヴァや、ディアンドラ・フォレストは、今やファッション業界では知らない人がいない有名なモデルとなった。
特にディアンドラ・フォレストはその個性的な顔立ちとアルビノという個性が見事に合致して、一目見るともう誰もが彼女のことが忘れられなくなる。(美しいアルビノのモデルが認知される裏側に何があるのか)