タイの大学で世界ランクでトップになる項目があるという。それは学問ではなく、女子大学生の服装だ。
世界の多くの大学では私服が当たり前になっているのだが、タイは珍しく制服を着ることが規定されている。
タイは今でも人々の経済格差が極端に開いている国なのだが、数十年前は今どころではなく、ほぼ超資産家クラスと極貧クラスであるのが普通だった。タイの大学は学生の経済格差を少しでも目立たなくするために制服を着せることにした。
タイの大学は制服を強制することによって学生の個性を奪ったのではなく、貧困を意識させずに学業に専念させる「優しさ」があったと見ることができる。
そして今、そのタイの女子大学生の制服が「世界ランクのトップ」になっている。制服の何がトップなのか。セクシー度だ。タイの女子大学生の制服は、白いブラウスに黒いスカートで統一されているのだが、それのどこがセクシーなのか。
彼女たちはわざと小さめの白いブラウスを着て身体にぴっちりと張り付くようにして、スカートをどんどん短くしてミニスカートにしてしまった。かくして、無個性なはずの制服が、やたらとセクシーなものになってしまった。
しかし、もう終わりかもしれない。