抗議デモ

一国二制度の崩壊。香港は激しい対立と衝突で破壊され尽くされるのだろうか?

そもそも、一国二制度というのは中国政府にとっては西側諸国の植民地の残滓にしか過ぎないものであり、本来であれば香港は中国政府が自分の意のままに支配して然るべきという意識がある。中国が特に「気に入らない」のは、香港に「言論・報道・出版の自由、集会やデモの自由、信仰の自由」があることだ。(鈴木傾城)

揺れる香港。逃亡犯条例改正案が通れば、もう香港の一国二制度は終わり

香港は「一国二制度」で、中国共産党政権の直接支配になっていない。香港は「特別行政区」として民主主義で運営されている。 しかし、中国は徐々に香港を「中国化」しようとしている。2011年には義務教育に中国共産党政権を賛美するような教育カリキュラムを導入しようとして「我々を洗脳するな」と学生から大反発を食らった。 さらに2014年には、香港を乗っ取ろうと行政長官選挙に介入するようになり、これに反撥した香 […]