タイの歓楽街パタヤで先日、日本人観光客が金のネックレスを狙われる事件が発生していた。現場はナイトライフの中心地として知られるウォーキングストリートで、被害は午前4時台に起きている。
被害者は30歳前後の日本人男性で、友人とともに繁華街を歩いていた際に、複数のトランスジェンダー女性に取り囲まれた。彼らは親しげに話しかけ、さらに身体を寄せて接触を試みた。
その中の1人が急に抱きつき、首元に手を伸ばしネックレスを外そうとした。
男性は不審な動きに即座に気づき、振り払うことで窃盗未遂に終わったが、相手は群衆の中に消えてしまった。被害者はすぐに近くの観光警察のブースに駆け込み、事情を説明した。
警察官が現場に急行したが、容疑者たちはすでに姿を消していた。彼は正式な被害届を出すことはせず、警察に「次の被害者が出ないように警戒を強めてほしい」と依頼した。
観光客としての経験を踏まえたうえでの警告であり、「自分は助かったが他の旅行者はそうはいかないかもしれない」との言葉を残している。
私が興味を惹かれたのはこの事件の「いつもの」手口だ。レディーボーイたちは正面から力ずくで奪うのではない。親しげに男に抱きついてきて、その中で身体接触を利用して金品を狙う。
私も何度か被害に遭いそうになったことがある。パタヤではなく、バンコクのソイ・カウボーイではポケットの紙幣がスラれたが気づかなかった。抱きつく、頬や肩に触れるなどの行為を伴うため、ぼーっとしている男、特に酔っ払った男は、財布を抜かれたり、ネックレスが外されたりすることに気づけない。
パタヤでこの手口が横行しているのは、酔っ払いだらけで、ほとんどの酔っ払いが判断力が鈍っているからでもある。
歓楽街としてのパタヤは、男たちにとっては快楽の天国かもしれないが、同時に窃盗犯にとっても格好の狩り場でもある。特に気をつけた方がいいのは、言うまでもなくレディーボーイだ。以前にもしばしば書いているが、レディーボーイには二種類いる。



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