私がこれまで東南アジアの歓楽街で付き合った女性の大半はタトゥーが入っていた。小さなタトゥーの女性もいたが、比較的大きなタトゥーが入った女性もいた。彼女たちの入れたタトゥーの模様を今でも思い出すこともある。タトゥーの入った個性的な女性は今でも大好きだ。
タトゥーは日本でもかなり広がってきたように思う。
SNSの台頭とともに、タトゥーは世界的に一般化した。今どき、タトゥーに抵抗を持っていたら、歓楽街の女たちと付き合えない。この流れは今度もずっと続くのだろうと私は考えてきた。
ところが今、その流れに揺り戻しが起きている。タトゥー除去が広がり、それがひとつの大きな市場を形成するようになっているのだという。世界全体では2025年に2兆円から3兆円規模になると推計されているのだからすさまじい。
業界の統計によると、世界的にタトゥー経験者の約23%が除去を希望しており、その数は年間約1,000万人に上る。この「急速な市場拡大」は単なる偶発的現象ではなく、社会の価値観がタトゥー文化から別の方向へと移行している証拠でもある。
何が起きているのか?
タトゥーを入れることは、一時期は「自由な自己表現」として若者たちを魅力していた。しかし現在では何も入っていないクリーンな肌こそが洗練された美しさとされる傾向が強まっているというのだ。
この価値観の変化は特に都市部の若い世代や、一定の経済的余裕を持つ層に顕著だ。タトゥー文化を享受してきた世代が、自らのライフステージや社会的立場の変化に合わせて、あえて白紙の肌(ブランク・キャンバス)へと戻る動きを見せている。
SNSには、タトゥーを誇らしげに見せる写真が多く投稿されて人気を博していた。ところが現在は、整った肌や自然な質感を前面に押し出す画像が人気を集めている。そこではタトゥーは視覚的ノイズとみなされる。
こんな動きになるとは、私自身は想定はしていなかった。逆に一般人の女性もタトゥーまみれになると思っていたからだ。



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