オーバードーズをしている女の子たちを食い物にする大人が大勢いるというので、彼女たちを支援する団体を作ってボランティアをしていて、マスコミから脚光を浴びていたハウル・カラシニコフという男がいた。
蓋を開けてみたら、実はこの男も未成年の女の子を自室に連れ帰って性行為をしていたクズだというのがわかって、逮捕されて、拘置所で死んでいった。正義づらしたこのクズのことは、私の著書『病み、闇。ゾンビになる若者、ジョーカーになる若者』でも取り上げた。
こちらにも書いている。(ブラックアジア:炊き出しや掃除ボランティアで「良い人アピール」をして少女を毒牙にかける手口)
この男以外にも、ボランティア団体の関係者がやはり未成年の女の子と性行為をして逮捕されている。
さらに今度は、オーバードーズをしている女性に「そんなものよりもコカインのほうがいい」と勧めた男が逮捕されている。この男は若者支援の有名団体の事務局長だったが、自身もコカインをやっていた。
昔から「気をつけよう、暗い夜道とボランティア」と揶揄されているが、こういうのが出てくるとボランティアも信用できたものではない。一見すると正義の味方のようで実はそうでない人間は、一番始末に負えないともいえる。
逮捕された男は、公益社団法人「日本駆け込み寺」という団体の事務局長だった。
この団体は、東京都新宿区を拠点に、トー横キッズ、DV被害者、多重債務者、ストーカー被害者など、さまざまな困難を抱えた人々の駆け込み場所として約20年以上活動を続けてきた団体だった。
この日本駆け込み寺の事務局長であった男が、2025年5月18日、東京・新宿区大久保の路上でコカインを所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いで警視庁に現行犯逮捕されていたのだった。