ウクライナ戦争が続く中、ロシアが占領したウクライナの占領地では、ロシアの女たちが新たな「裏ビジネス」をしているのが、露ローカル紙『Вёрстка』で報道されている。
それは、ロシアの大都市からウクライナの占領地に向かうセックスワーカーたちである。普通なら、戦場から逃げ出すはずの女性が、むしろ積極的に前線近くに向かっているのだ。
なぜか。もちろん、そこに「カネを稼ぐチャンス」があるからだ。
マリウポリ、ルガンスク、ドネツクといった激戦地の周辺では、今や彼女たちの姿が日常の風景となっている。2022年の秋以降、モスクワやソチ、クラースナヤ・ポリャーナといった都市から、多くの女性たちが前線地域にやってきているのだという。
彼女たちの働き方は、多種多様だ。ブラゼル(売春宿)で働く者もいれば、個人で営業するフリーランスもいる。活動場所も実に多様で、塹壕の中や、サウナ、さらには軍の検問所まである。カネの支払いは、現金が基本となっている。
客のほとんどはロシア軍の兵士たちだ。現地に住む一般の人々には、その料金は高すぎて手が出ない。まさに、軍人向けのサービスとして確立している。
これまで、こうしたセックスワークの実態は、メディアではほとんど触れられることがなかった。だが最近では、独立系のメディアが具体的な数字や実例を挙げて報道するようになっている。
彼女たちの活動範囲は、軍の前線に沿って広がっている。マリウポリからルガンスク、ドネツク、そしてベルジャンスクやメリトポリまで。これらの地域は今や、軍の物資補給基地としての役割と、セックスワーカーたちの活動拠点という二つの顔を持っているという。
人々が戦火を逃れようとする一方で、あえて危険な地域に向かう女性がいる。兵士たちは若い男であり、戦場には女性がおらず、男たちはいつ死ぬかわからないので金払いがいい。戦場にセックスワーカーが押し寄せるのは、そういう理由だ。



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