◆タイで起きていた「バラバラにできなかった事件」これはぶざまな事件だった

◆タイで起きていた「バラバラにできなかった事件」これはぶざまな事件だった

タイは大量の外国人が潜り込んでいる国なのだが、2023年5月15日、奇妙な事件が起きていた。

ラゴダ・フィリポウという名の25歳のポーランド人が正午にタクシーにスーツケースを乗せて、カジノに行きたいと言い出した。56歳のタクシーの運転手は了解して、いくつかの地下カジノに案内した。

しかし、この男はどれも気に入らなかったのか、それとも最初からカジノなどする気もなかったのか、すぐにタクシーに戻ってきた。

カンボジアの国境に行きたいと言い出したのだが、この男は非常に不審な態度であった。やがて、この男はスマートフォンを取り出して、グーグル翻訳を使ってタクシーの運転手と話を始めた。以下のような内容だった。

『自分の泊まっているコンドミニアムに女の死体がある。これを捨てたいのだが、誰かを雇いたい。もし、手伝ってくれるなら手伝ってくれ。1500バーツ(約6000円)払う』

たまたま乗ったタクシーに死体の処理を相談するという精神状態は尋常ではない。この男の態度があまりにも不審だったので、タクシーの運転手はバンコク・バーンコーレムのコンドミニアムに状況を電話で説明した。

これを受けてコンドミニアムの管理者は男が暮らしている32階708号室に行くと、確かにそこには胸を刺されて死んでいる白人の女性がいた。しかも、切断しようとして途中であきらめた痕も残っていた。

コンドミニアムの管理者は急いで警察に通報し、警察は男を指名手配した。この男は1500バーツでカンボジアの国境まで行くようにタクシーの運転手に言っていたのだが、結局は国境に着いたところで逮捕されたのだった。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

ブラックアジア会員登録はこちら

CTA-IMAGE ブラックアジアでは有料会員を募集しています。表記事を読んで関心を持たれた方は、よりディープな世界へお越し下さい。膨大な過去記事、新着記事がすべて読めます。売春、暴力、殺人、狂気。決して表に出てこない社会の強烈なアンダーグラウンドがあります。

事件カテゴリの最新記事