バンコク

◆タイで起きていた「バラバラにできなかった事件」これはぶざまな事件だった

タイは大量の外国人が潜り込んでいる国なのだが、2023年5月15日、奇妙な事件が起きていた。 ラゴダ・フィリポウという名の25歳のポーランド人が正午にタクシーにスーツケースを乗せて、カジノに行きたいと言い出した。56歳のタクシーの運転手は了解して、いくつかの地下カジノに案内した。 しかし、この男はどれも気に入らなかったのか、それとも最初からカジノなどする気もなかったのか、すぐにタクシーに戻ってきた […]

◆バンコクは黒人のセックスワーカーだらけだったが、日本もそうなっていくか?

2019年頃、私がタイの首都バンコク(クルンテープマハーナコーン)のスクンビット通りを歩いていた時、多くのアフリカ系女性がたむろしている一角があって、興味深かったことがある。 中には、アフリカ人特有のファッションセンスでバンコクの誰よりも目立っている女性もストリート(Soi7)に立っていたりして驚いたものだった。 東南アジアなのに、アフリカ系の女性が街の一角を占拠していて、彼女たちが英語でもタイ語 […]

◆バンコクの名前が「クルンテープマハナコン」に変わる。時代も移ろいでいく

タイの首都バンコクが「クルンテープマハナコン」に変わることが決定したのだという。かなり唐突な話だが、ロイヤルアカデミー(旧王立研究所)から名称変更の提案があり、2022年2月15日の閣議でそれが決まったのだという。 タイでは王室の意向は絶対である。もしかしたらワチラロンコン国王の意向が裏にあったのかもしれないと推測する。もう決まったことなので、今後は粛々と名称が変わっていき、いずれバンコクという名 […]

スマートフォンだけでよかった。今回はあまりにも余計な荷物を持ちすぎた

旅すればあちこちの写真を撮りたくなるので、多くの人は一眼レフやコンデジを持っていくと思う。私も今回は、カメラとしてのアイフォーン、キヤノンのコンデジ、動画用のゴープロ(GoPro)を準備した。 しかし、あれこれ持ち歩いて、結局ストリートのスナップ写真を撮るだけなのであれば、もうコンデジもゴープロも必要ないということを悟った。シンプルにアイフォーンひとつでよかった。 さらに私はアップル・ウォッチまで […]

タイ・バンコクの「アラブ人街」という異郷。私がこの街が好きな理由とは?

タイ・バンコクには「アラブ人街」という異郷がある。バンコクであってバンコクではない。私がこの街が好きで、バンコクに宿を取ることがあれば最優先でこのアラブ人街のどこかを検討することにしている。この街は、年々濃くなっていくばかりだ。(鈴木傾城)

チャトゥチャック。バンコクの土日に開催される最大級の市場(追記:火事)

(タイ・バンコクで人気のある観光スポットに、チャトゥチャック(ウィークエンド・マーケット)がある。1坪店が密集し、衣類から小動物まで、ありとあらゆる雑貨がここで売っている。ここが2019年6月3日に大規模な火事に見舞われている。被害は大きそうだ) タイ・バンコクで、土日になると開催される市場がある。通称「チャトゥチャック・マーケット」、外国人の間では「ウィークエンド・マーケット」と呼ばれている。 […]

◆快楽が渦巻く世界で、この10パターンに当てはまっていると自滅してしまう

最近、タイのオープンバーに勤めていた女性に、有り金をすべて巻き上げられた挙げ句「俺はもう何も持っていない」と絶望して自殺した男のことを書いた。(ブラックアジア:「お前にすべてを与えた。俺はもう何もない!」と死んだ男) この記事を書いて「デジャヴーのように感じた」と感想を書いてくれた読者もいるのだが、歓楽街では同じようなパターンで男が次々と破綻していく姿がある。長くこの世界にいると、自滅する男のタイ […]

◆カオサン2005。私はいつも翌朝には「出ていけ」と言われた

ブラックアジアでは『傾城フォト』として、高画質大画面の写真をしばしば載せている。(傾城フォト 一覧(ブラックアジア高解像度ストリート写真)) 大きな写真を見せるシステムは「google photos」を使っていて、これはこれでいいのだが、インターフェイスが画像を一枚一枚淡々と見ていくものになっている。 これはウェブサイトを使っているという感じでもなく、さらにコメントも読んでもらいにくい。 写真をう […]

◆何もしないでブラブラしているのは楽しいのか。もちろんだ

最近は、貧困と言えば何でもかんでも「社会が悪い、政治が悪い」という話になる。確かに社会環境は悪くなっており、働いても報われない人も多いのでそれは間違いではない。 しかしそんな中で、実は社会のせいでもなく、政治のせいでもなく、どう考えても本人の怠惰や生き方のせいではないか、と思わせる人がいるのも事実だ。 社会活動家やNGO団体は、自分たちの活動が正当なものであるという大義名分も必要なので「経済的に困 […]

◆虎穴に入らなければ闇に潜む愛しい女たちは手に入らない

私はあまり同じホテルに泊まらず、しかも一度の滞在で何度もホテルも部屋も変える。 それでも、使い勝手の良いロケーションにあるホテルや、自分にとって落ち着くホテルが見つかると、長く滞在したり、何度も滞在したりする。それが自分の「隠れ家」になる。 1980年代後半から1990年代の前半にかけての私のお気に入りの隠れ家は「プライバシー・ホテル」だった。 バンコクのラマ4世通りから、Ngam Duphli […]

◆日本人の心を虜にする、ナナのバー・ガールの9年の軌跡

タイ・バンコクの「ナナ・エンターテインメント・プラザ(通称ナナ・プラザ)」は、バンコクを代表する歓楽街であり、夕方から真夜中にかけて多くの男たちを吸い寄せる退廃の場所でもある。 かつてバンコク最大の歓楽街と言えばパッポンだったのだが、パッポンが土産屋に占拠されて歓楽街というよりもショッピング街に変貌した後、多くの男たちがナナ・プラザに流れて、今やここがバンコクを代表する「退廃の場所」となった。 こ […]

◆バンコクで犯罪が発生しやすい場所のトップ10が発表された

外国人は大金を持って歩いている。世界中どこでもそれはよく知られている。だから、どこの国でも外国人は窃盗(ひったくり)や強盗に狙われる。  汚い格好をすれば狙われないという人もいるが、汚い格好をしていてもやはり「外国まで来ている」という時点ですでに金を持っている証拠なのだから、なかなか被害は減らない。 タイは東南アジアでも比較的発展した国ではあるが、それでもやはり強盗に狙われることが多い。 外国人が […]