2012年4月5日、ニューヨーク連邦地裁が、ロシアの「死の商人」ビクトル・ボウトに禁固25年という厳しい判決を言い渡している。
これに対してロシアは「事実無根で偏っている」と猛烈に抗議しているが、この背景には、このビクトル・ボウトがソ連軍参謀本部情報総局の出身で、機密情報が漏れることを恐れているとも言われている。
シベリアを支配するロシア最大の石油会社と言えば、ロスネフチだが、このロスネフチの会長がイーゴリ・セーチンという政治家で、プーチンの右腕とも言える存在だ。
ビクトル・ボウトはこのイーゴリ・セーチンと裏で親しくつながっていたと噂されているのである。
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