無法地帯と化しているアフリカのソマリアの隣にあるのが、エチオピアという国だ。この国の国民が1年間に稼ぐことができる収入は、平均していくらになるかご存知だろうか。
345米ドルだ。1ヶ月の収入ではない。1年だ。日本円で言うと、約3万5000円ほどだろうか。これを1ヶ月で計算すると、約3000円がエチオピア人の平均収入となる。
これは、世界規模でも見ても非常に低い水準である。この国は、数十年に渡って飢餓に苦しんできた。ところが、これでも隣国ソマリアから見ると「恵まれている」方に入る。
ソマリアは1990年以降、統計を取ることすらできないでいる。戦乱状態にある中央アフリカは2012年までエチオピアよりも少しだけ上にあったが、今はエチオピアよりも悪化した。
1ヶ月平均3000円しか稼げない国でも、最貧国にならないというのが、現在のアフリカ情勢である。
このエチオピアは、現在は戦争状態ではないので、街には売春女性がストリートに山ほど立っている。では、彼女たちは1回の売春でいくら稼ぐのだろうか。