ロシアのウクライナ侵攻と爆撃と破壊が止まらない。2022年2月24日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はウクライナ侵攻の軍事作戦を決意して、ロシアの全面侵攻が始まった。
南部からウクライナに上陸したロシア軍を見て、ウクライナはすぐさま戒厳令を発令し、そこからすぐにウクライナ側も戦時体制を宣言した。ウクライナ側のゼレンスキー大統領はロシアとの断交を発表し、G7は翌日25日にはロシアが国連憲章に重大違反を犯していると発表する。
しかし、国連はそれから特に何をするわけでもなく、ロシア軍の破壊をただ「見ているだけ」であった。フランスを含めてEU各国の指導者がロシアのプーチン大統領とコンタクトを試みて、侵攻の停止を求めるがプーチン大統領は強硬で侵攻と爆撃と破壊は強度を増す一方となっていく。
そんな中で、アメリカは激しくロシアを批判し、制裁を実施すると発表した。
しかしロシアによる空爆が繰り返し行われ、ウクライナ東部はたちまちガレキの山となっていく。しかし、ロシア軍の意に反して、ウクライナ側の抵抗は非常に強く、ロシア軍もまた被害が拡大していくことになる。
26日にはウクライナの首都で爆撃や銃撃が行われたのだが、ウクライナ側もまた激しく抵抗して事態は膠着状態と化す。ゼレンスキー大統領は「ロシアには徹底抗戦をする」と表明し、国民を鼓舞し、国際社会にロシア排除への協力を求める。
これを受けてアメリカはすぐさまウクライナに400億円もの追加支援を決定し、対戦車ミサイルも提供する。首都キエフでの攻防戦はいよいよ激しくなり、27日には十数万人の国外避難が発生するようになっていく。
ロシア国内では反戦デモも起こってきたが、警察当局が強制的に排除する。3月1日にはロシア・ウクライナの停戦交渉が行われたが不発に終わり、戦闘はやむことなくエスカレートしていく。