フィリピン・アンヘレスで2012年9月にひとりのフィリピン女性が同棲していた不法滞在のナイジェリア人の男から激しい家庭内暴力を受けていたことが明るみになった。
ナイジェリア人の男は、このフィリピン女性の髪をつかみ、パソコンの画面に何度も打ち付け、さらに彼女の首を絞めようとして大暴れして逮捕された。
その喧嘩の理由は、この男がパソコンで他の女とオンライン・チャットをしているのを彼女が見つけて、それをとがめたことから始まっている。
フィリピンでは英語が公用語なので、多くの貧しい女性がその英語を武器にしてインターネットに「進出」している。「玉の輿」を狙い、外国人の男性との出会いをインターネットで待つ。
だから日本と違ってオンライン・チャットはとても切実な「出会いの場」だ。逆に言うと、自分の同棲相手の男が他の女性とチャットをしていたというのは、ほとんど浮気に近い状態であったのは窺える。