2009年9月25日に、バリ島クタ地区で日本人女性が殺された事件があった。島田裕美という名前の41歳の日本人女性だった。
全身めった刺しで、顔面は殴られたあとが19ヶ所もあった。凶器は刃渡り10センチほどの安っぽい果物ナイフ。室内ではペットボトルなどが散乱して血まみれになっていた。
膣内からは精液も検出されていたので、殴られながらレイプされて、最後に殺されたという状況だった。彼女はバリに10年ほどひとり暮らしをしていたが、多額の借金を抱えていたとも言われている。
2009年9月28日には佐野理香という33歳の女性が殺されて一部が腐乱した状態で見つかっている。
こちらは警官の制服を着ていかにも本物のように装っていた男が犯人で、やはりレイプのときに抵抗されたので棒で殴りつけたのだという。
彼女の頭蓋骨は割れて陥没していたということなので、この男は明らかに殺意があった。
この後、バリ島は日本女性たちに敬遠されるようになったようで、あまりバリ島に向かう日本女性の噂を聞かなくなった。