アメリカでは未だに白人優位主義であるKKK(クー・クラックス・クラン)団のような組織が小規模ながらに生き残っていて、南部で地道に活動をしているという。
彼らにとって、白人はこの世の支配者である。黒人、ヒスパニック、ユダヤ人、アジア人は、白人に劣る存在であると考えられている。
彼らはインターネットで布教活動をして、人員を募り、子供のうちから、白人優位主義の思想を叩き込むような教育を続けている。
彼らは白人こそが「神から選ばれた人種であり、その純潔は守られなければならない」と信じている。だから、他民族の血が混じるようなことは決して許されない。
こういった子供たちが大人になったら、当然のように白人優位主義を主張していく。
いかにも時代錯誤だが、人種差別思想はアメリカでも根強く生き残っている現実が見て取れる。