中国発コロナウイルスで東京都は4月7日に緊急事態宣言を出しているのだが、令和2年4月13日に『基本的に休止を要請する施設(特措法施行令第11条に該当するもの)』として、夜の世界では以下の業種に「営業の休止」を要請している。
キャバレー、ナイトクラブ、ダンスホール、スナック、バー、ダーツバー、パブ、性風俗店、デリヘル、アダルトショップ、個室ビデオ店、ネットカフェ、漫画喫茶、カラオケボックス、射的場、ライブハウス……。
今まで曖昧だった「営業の休止」の対象が4月13日にはっきりと明示され、性風俗店とデリヘル店が確実に指定されたということだ。
「性風俗店」というのは店舗型の店を指していて、ソープランド、ピンクサロン、ファッションヘルス等をすべて含んでいる。これにデリヘルのような派遣型の風俗も含めるので、日本の「性風俗」は5月6日までは休業状態に入ることになる。
ちなみに、飛田新地のような「ちょんの間」については4月3日あたりから自主的に営業を停止、かんなみ新地は4月6日から、松島新地と信太山新地は4月8日から営業を停止した。
風俗店はすでに2月頃から客が激減して3月は常連をつかんでいる風俗嬢しか儲かっていないような状態だった。
このあたりの状況については、こちらでも触れた。(ブラックアジア:「このままじゃ本当に自殺者とかが出るんじゃないか」という風俗嬢の叫び)
風俗業界はリーマンショックの時も東日本大震災の時も一時的に状況が悪化したということなのだが、今回のコロナショックは過去のどの金融危機や災害よりも性風俗店に大きな悪影響を及ぼしている。