東南アジアの売春地帯には、ただセックスワーカーたちと堕落に耽るためだけに来ているハイエナが99%なのだが、そうでない男たちもいる。
いつだったか、バンコク・スクンビットのナナ・プラザのオープンバーでひとりの女性と知り合ったのだが、彼女は私と知り合う前日にふたりのファランに奇妙なアプローチをされていたと私に話した。
「ポルノを撮りたいので出演してくれ」
彼女はそれを断ったのだが、彼らはすぐに他の女性たちに声をかけて、結局は彼女の所属するバーでは相手が見つからず、他のバーに移動したということだった。
プライベートで自分のセックスを撮影する男は多い。まだスマートフォンの時代ではない時でも、自分の折り畳み式の携帯電話でセックスを撮影して、自分が抱いた女性を他人に見せてニヤリとする男もいたし、その逆に女性が自分のセックスを撮って見せてくれる女性もいた。
こうした「プライベートの動画」は恐らくハイエナたちのかなりが撮影しているはずなのだが、そうした動画とは違う意味で「本格的にポルノを撮影する白人グループ」が売春地帯で女性をスカウトしたりしている。