タイの首都バンコクの一角にあるナナ・プラザ、あるいはパタヤのオープン・バーでは、たまに姉妹が同時に働いていることがある。
最初、姉妹のうちのどちらかひとりが働いて、そこで稼げるようになると、自分の姉妹を「この店は安心して働けるよ」と誘い込むのである。
私もそうした姉妹で売春しているバー・ガールに何人も会ってきたし、ブラックアジアの読者からも姉妹で働いている女性の写真を送ってもらったことがある。
日本人にとても人気のあった女性だ。知っている人もかなりいるのではないだろうか。(ブラックアジア:日本人の心を虜にする、ナナのバー・ガールの9年の軌跡)
さらに、私は鶯谷のデリヘルでも、姉が働いていた店で姉が辞めた後に今度は妹が姉の紹介で入ったという女性を知っている。他にも川崎のソープランドで、姉妹が同時に働いていたという情報も見たことがある。
しかし、噂には聞くのだが、私が会ったことがないのは「母娘売春」である。
さすがに母娘ともなると年齢が離れるので、読者からも「見た」という話を聞いたことがない。とは言っても、世の中は広いので存在しないわけではない。