閲覧注意
ソマリアではアメリカ軍が思い出したように無人機による空爆をイスラム過激組織の潜む地区で行っているのだが、それによって民間人も多数死亡している。
人権団体がそれを報告したのだが、アメリカ軍は否定し、翌日にはもうあっさりと忘れられた。
2019年3月28日、ソマリアのイスラム過激組織が人通りの多い場所で自動車爆弾を炸裂させて、15人を死亡させるという事件が起きている。先進国で起きたら連日の特大ニュースとなるところだが、例のごとく翌日にはあっさりと忘れられた。
その数日後、首都モガディシオで警官が簡易タクシーの運転手を口論の挙げ句に射殺するという事件が起きた。
それに抗議するデモが起きると、今度は警官がそのデモ隊に発砲してさらに死亡者が増えた。しかし、この事件もまたあっさりと忘れられた。
ソマリアは毎年のように失敗国家の筆頭として挙げられているのだが、いまだに国情は安定せず、テロ・殺人・暴動が吹き荒れている。ソマリアの首都モガディシオは、1989年の首都暴動から瓦解した状態で、首都機能は消失したままだ。