アフリカでエボラ出血熱が蔓延したとき、「塩水を飲めば治る」という噂が蔓延した。そして、それを信じて大量の塩水を飲んだ人が次々と死ぬという事件があった。
エイズが蔓延したときは、処女とセックスをしたら治るという噂が蔓延して、赤ん坊までレイプされるという事件も起きていたのも記憶に新しい。
私たちはそうした姿を見て「愚かだ」と思うかもしれない。
しかし、そうした私たちの社会には、「ペニス増大薬」だとか「女性を淫乱にさせる媚薬」だとか「飲めば痩せる薬」だとか「飲めば若返る薬」だとか、その類いのものが毎日のように何らかの媒体で宣伝されている。
何度も何度も宣伝されているうちに、「ひょっとして効くかも知れない」「これだけ売れているということは効果があるからかもしれない」と思い込む人も出てくる。
果たしてそれは正しいのか?
いかがわしい雑誌の中で喧伝されているものは信じないという人がいる。それは正しい判断だ。本当に効くなら媒体を選ぶので、怪しい媒体には怪しい効果しかないというのは、非常に良い常識の働かせ方だ。
この常識をもっと追求すれば、確実に効かないクスリを見抜くことも可能になる。