美容整形は、私が漠然と思っていた以上にトラブルが多い世界だった

美容整形は、私が漠然と思っていた以上にトラブルが多い世界だった

人は誰でも自分を良く見せたいという感情がある。見た目が良ければ評価もいい。高感度が高ければ得することも多い。美人は美人というだけで人生のかなりの局面でプラスに働くのは誰でも知っている。

男性でも、見た目が悪いよりも良い方が何かとメリットがあるというのは事実だ。ハンサムであればそれなりにモテるし、容姿が整っていて身なりもきちんとしていれば、そうでない男よりも格段に「できる」と思われる。

人間の中で、最も注意を惹くのは「顔」である。だから、顔の良し悪しで人生が分かれることも多い。

顔が良くても悪魔のような性格をしたワルもいるのだが、それが分かるのは付き合ってからしばらくしてからであり、最初は「顔」で判断されることも多いのだ。「人は見た目が九割」というのは、あながち嘘ではない。

だから、人生を変えるために美容整形を決断する人も多い。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、投資をテーマにしたブログ「フルインベスト」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。

容姿で収入が極端に変わってくる世界

もちろん男性もまた美容整形をする。しかし、それでも美容整形と言えば誰もが女性をするものだと考えるのは、「美容整形は、女性9割、男性1割」と言われているのを見ても分かる通り、実際に女性が多いからでもある。

比率で言えば女性が圧倒的に多いのは、やはり日頃から容姿で判断される社会に生きていて、日頃から化粧などで自分の顔と向き合うからだろう。インターネットも動画の時代になった今、「自分を見せる」というのはますます重要になってきている。

どんなに化粧の技術が向上したとしても、美容整形は廃れることはない。廃れるどころか、今後はさらに増えていくことになる。「土台から変えてしまいたい」と思う男女にとって化粧は完璧ではないからだ。

この世には「昼の世界」と「夜の世界」があるのだが、夜の世界の女たちは「見栄え」で収入が極端に変わってくる世界である。

誰もが振り返るほど若く美しくスタイルの良い女性は、夜の世界では月収200万でも300万でも稼ぐことができる。一方で、誰も関心を寄せないどころか邪険にされるような容姿の女性もいて、こうした女性が容姿勝負の世界に入ってくると月収10万を稼ぐのもやっとになる。

容姿の良し悪しで、収入が天と地ほどの差になってしまう。まさに容姿を軸にした弱肉強食の世界であるとも言える。ホストの世界でも容姿がモノを言う。だから、ホストもまた美容整形を受けて顔面を変えていく。

夜の世界の人間が「顔」をいじるのは、東南アジアだろうが日本だろうが変わらない。そのため、夜の世界で夜の住民ばかりを見ていると、相手が美容整形をしていたとしても、もはやまったく何とも思わなくなる。

「やりたい人間はやればいい」と思うし、付き合う相手が美容整形をしていたところで特に何か思うわけではない。言ってみれば、あまりにも「顔」をいじる住民たちを見慣れて、もう何とも思わなくなってしまうのである。

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膨大な失敗例とトラブルと不満の声

最近になって美容整形に失敗して顔面麻痺になった女性に会った。フェイスリフトの手術を受けた女性だったのだが、手術がうまくいかなかったのか彼女の顔面の左半分が動かなくなってしまっていた。

どうすることもできずに手術をしたことを後悔しながら「これからどう生きたらいいのか」と悩む彼女を見て、私はいたたまれない気持ちで別れた。今でも、彼女の深く落ち込む姿が印象に残っている。

そして、ふと気づいたことがあった。

今まで私は美容整形を受けて自分に納得して生きている女性ばかりを見ていた。中には整形手術の後にメンテをせずに美しさが崩れかけている女性もいたが、彼女は自分の整形した「顔」には悩んでいなかった。(ブラックアジア:3つの悪霊を見る女。売春と、愛と、深い嫉妬の中で

もしかしたら、本心では彼女も悩んでいたのかもしれないが、私の前では自分の「顔」に悩んでいるというような素振りはまったく見せなかった。曲りなりにも、彼女は自分の「顔」を受け入れていたとも言える。

つまり、私は今まで「手術を受けて深く後悔している女性」を実際に目の当たりにしたことがなかった。

顔面麻痺になった女性と別れた後に、私は美容整形の失敗例をインターネットで調べてみたのだが、自分でどんどん手術を繰り返して自滅していく例は別にしても、手術で少なからずの女性が満足する出来にならなかったことで後悔しているというのを知った。

もちろん、美容整形の失敗例はいくつも知っている。しかし、私が思っていた以上に膨大な失敗例とトラブルと不満の声がインターネットで渦巻いていた。

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止めなかった自分が後悔する

私は「自分の顔を変えるというのは人生を変えるほど劇的なことなのだから、何度も何度も医師と一緒にシミュレートして医師はその女性のなりたい姿に完璧に近い形で応えるのだ」と思い込んでいた。

確かに、完璧になりたい自分になれることもあるはずだ。しかし、そうでない例もまた大量にあって「自分のイメージとは違った」と医師を批判している女性も大勢いたのだった。

イメージと違うだけではなく、「左右が非対称だ」「鼻がずれている」「顎がずれている」「皮膚が凹凸になった」「顔が化膿した」「崩れた」「喋れなくなった」「まぶたが閉じなくなった」「顔面麻痺になった」という深刻なものも多い。

そして、「手術代を返せ」「元に戻して」「慰謝料を払え」「弁償しろ」「訴える」と言う怨嗟の声で溢れている。

一度「整形手術」で顔を変えてしまったら、「元に戻せ」と言っても戻らない。後遺症が残ったら、それを抱えて一生を生きていかなければならない。顔面麻痺にでもなったら、本当にそれが治るのかどうかも分からない。

美容整形でのトラブルは、私が漠然と思っていた以上だった。

なぜ美容整形を何度も何度も繰り返し行う女性が続出するのかというと、「より美しくなりたい」という果てしない欲求とは別に、受けた整形が満足いかないのでリカバリーを繰り返す女性もいるからだと知った。

美容整形というのは顔面にメスを入れ、切開し、切除したり異物を入れたりするものである。自分の顔を変えれば変えるほど、何らかの副作用や後遺症を抱えるリスクが高まる。手術の後遺症に苦しみ、鎮痛剤が手放せない人生になる。

絶対に失敗するとは言わないが、失敗してもおかしくない。現実が理想と違い、満足できないとしても不思議ではない。やらないで済むのであれば、それに越したことはない。

もし身近にいる女性が「美容整形を考えている」と言い出したら、私はやめるように説得する。美容整形を安易に許容して彼女が後遺症を抱えたら、止めなかった自分が後悔するからだ。

今後、美容整形をした女性の顔を見るたびに、私は顔面麻痺に苦しむ女性をしみじみと思い出してしまうはずだ。(written by 鈴木傾城)

もし身近にいる女性が「美容整形を考えている」と言い出したら、私はやめるように説得する。美容整形を安易に許容して彼女が後遺症を抱えたら、止めなかった自分が後悔するからだ。

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