生活保護

大林美佐子さんを悼む。今も無数の女性が支援から漏れたところで生きている

大林さんは殺されたことによって多くの人に薄幸の人生を知られるようになったが、今も名もない女性が路上をさまよい歩いて必死で生きている姿がある。無数の女性が、政府や行政や支援から漏れたところで生きている。日本のどん底《ボトム》は、より哀しい光景になっていく。(鈴木傾城)

「生活保護を受けた方がいい」と言っても、頑なにそれを嫌がる人がいる理由

生活保護を申請しない人は大勢いる。様々な理由や事情がある。私は明らかに生活保護を受けた方がいいと思う人には大勢会ってきている。しかし、私はアドバイスをする資格すら自分にあるとは思えなかった。当事者の心境は、端から見ている第三者には計り知れないほど深く暗い。(鈴木傾城)

必死で働いて15万円と、生活保護をもらって15万円。どちらを選ぶのが合理的か?

いかなる理由があっても、生活苦でもがいている人を放置するのは人間的ではない。誰もが、何とかしないとならないと思う。だから、そういった人たちを救う生活保護というシステムは否定されてはならないものだ。生活保護が本来は育つはずの自立を奪ってしまうという現象があっても、それでもこの救済システムを責めるのは間違っている。日本でこのようなシステムが機能しているというのは誇るべきことなのだ。問題は、自立の芽が枯 […]