スリランカ

◆スリランカは再び混迷におちてしまっている。成長に戻れるか不幸に突入するか?

人口2200万人のスリランカが絶望的な状況となっている。スリランカは中国からの莫大な債務を受け入れて、典型的な「債務のワナ=借金を押しつけられて領土・資源を奪われる」に落ちた国なのだが、それだけではない。 大統領・首相という地位を私物化したラジャパクサ一族が、際限を知らない私利私欲と利権あさりに邁進した結果、完全に国家崩壊にまで突き進んでしまった。汚職・利権・非効率で国は崩壊するのである。 スリラ […]

◆スリランカの民族対立は終結したが次は宗教対立が来るか?

私はまだスリランカが内戦の泥沼の中にあった2004年に北部都市ジャフナを訪れている。 ジャフナは少数派タミル人の武装組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」の牙城で、スリランカ政府から激しい攻撃を受けて街は荒んでボロボロになっていた。 青く美しい海が広がる海岸都市ジャフナだったが、空港を降りてから、物々しい兵士と破壊された建物が続いて異様な雰囲気に包まれていた。 街に入ってもインド圏の土地に […]

◆いよいよスリランカ女性たちのベールも剥がれていく時代

私が初めて好きになったインド圏の女性は、スリランカ出身の女性だった。このスリランカ女性には、シンガポールの売春地帯である「ゲイラン」地区で出会った。 私が最後にゲイランを訪れたのは2014年だが、もうこのエリア一帯は再開発の波に飲まれて路上に立つセックスワーカーたちは激減していた。 インドネシア女性もスリランカ女性も見えなくなって、中国大陸から来た女性ばかりになってしまった。(ゲイランがどこに向か […]