小さな命を愛する人たちは多いはずだ。
日本のペットの数は、犬と猫を合わせるとすでに2000万頭に及んでいる。アメリカでは犬と猫を合わせると1億3000万頭もペットとして飼われている。
ペットを飼っている人は、ペットを家族だと思っている人が大半を占める。ペットは可愛いだけでなく、孤独を癒してくれたり、悲しみや喜びの感情を共有してくれたりする。
私の愛する女性たちも、犬や猫を愛する女性が多かった。
私自身は小動物とはどのように付き合っていいのかよく分かっていないので、小動物と一緒に暮らす生活は考えていない。
しかし、特に「小さな動物が嫌いだ、苦手だ」という感情はなく、東南アジアでも懐いてくれる犬や猫を見ると愛おしく感じることもある。さらに言えば、こうした小動物に大きな愛を与えている女性をも愛おしく思う。
小さな小動物に無償の愛を与えている女性を見るとほっとする。そう思うのは私だけではないはずだ。小さな命を大切にする女性は、慈しみの心を持った女性であることが「見て分かる」のである。(鈴木傾城)