日本には「カマトトぶる」だとか「ぶりっ子する」というような言葉がある。
これは、女性の可愛らしい仕草や態度を、やや過剰に演出して男性に甘える女性を指す言葉として広がっているのだが、もちろん良い意味で使われていない。
特にテレビのアイドル女性が、こうした「可愛い子ぶり」を徹底していたのだが、男の一部からは好かれても女性からは総スカンになる傾向があった。
なぜか。その「女性らしさ」は男に取り入ろうとする見え透いた演出であることが同性の女性には分かっていたからだ。
それは、いかにも男性に媚びているので、同性からは「滑稽」であると当時に「浅ましい」という気持ちを催させた。だから、ことさら可愛い子ぶる女性は同性からは嫌われた。
一方で、性的にも単純ですぐに若い女にのぼせ上がる「一部の男たち」は、アイドルがテレビで甘えた演出をすると、我を忘れてしまっていた。
こうした「可愛い子ぶった女性」を、あなたは好きだろうか。それとも嫌いだろうか?
ところで、少なからずの同性愛の男たちにとって、可愛い子ぶった女性というのは、どのように見えていたのだろうか。その答えは、実は出されている。これだ。