2012年7月14日、タイの売春地帯パタヤで、ドバイから来たノハンネド・ナホドという26歳の男がブティック・ホテルで死んでいるのが発見された。
ベッドの上で寝たまま死んでいたのだが、死亡原因は睡眠薬の飲み過ぎだった。
その前日に彼はひとりのレディーボーイを部屋に招き入れているのだが、部屋から貴重品が紛失している。自殺というよりも睡眠薬強盗に遭った可能性が高い。
最近、レディーボーイの間で強い睡眠薬が出回っている。2012年5月にもバングラデシュの男が睡眠薬を盛られて死んだ。
パタヤは知る人ぞ知る睡眠薬強盗のメッカである。もう20年前から延々と使われている手口だが、未だに廃れていない。廃れるどころか、さらに犠牲者を膨らませている。
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