◆「ボツリヌス毒素」をばらまかれたら日本人は全滅していた

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最近、「オウム真理教はマインドコントロールや洗脳という形での信仰はなかった」とか「不殺生の教団だった」とか、オウム真理教に関しての凶悪な面を払拭させようとして、麻原彰晃の死刑を無効にしようとする動きが活発化している。

しかし、オウム真理教は地下鉄サリン事件で実際に多くの日本人を被害者にした極悪なテロ集団であり、教団内にはAK74から爆薬までを所持し、核兵器まで手に入れようとしていた。

オウム真理教と言えば、地下鉄サリン事件で有名になったので、サリンだけを作っていたと思われている。しかし、実はそうではない。

VXガス、青酸ガス、ホスゲン、イペリットガス、炭疽菌、赤痢菌等、いろんな毒物を研究して実際にそれらを製造してその一部は使われていた。

このオウム真理教も「ある毒物」にたどり着いている。その毒物は非常に危険で、青酸カリの20万倍の毒性を持っているという信じられないほど恐ろしいものだった。

青酸カリの20万倍も強力な毒物と言えば、それが尋常なものではないことは誰でも想像ができる。

もしオウム真理教がそれを効率的に量産して大量にばらまく方法を見つけ出していたら、日本人は全滅していたというほど恐ろしいものだった。その極悪な毒物とは「ボツリヌス毒素」である。(鈴木傾城)

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