2018年2月26日、麻生希(本名・島崎彩)という33歳の元AV女優が覚醒剤56グラム、コカイン、大麻などを自宅に隠し持っていたとして逮捕されている。
押収された覚醒剤は56グラムもあって末端価格にして360万円相当、1900回分の量だった。
この女性はフェリス女学院大学の出身なのだが「親のレールに沿った人生を送りたくない」とアダルトビデオ業界に入り、整形、人気失墜、ドラッグで一回目の逮捕と、典型的な人生の転落を見せていた。
一回目の逮捕から保釈されて、彼女はこのように反省の弁を述べていた。
『ファンの皆様、関係者様へ。この度、週刊誌等の報道の件お騒がせと、ご迷惑をお掛け致しました事を深くお詫び申し上げます。もしできるならば、今後もこのお仕事を続けていきたいと思っております。やっぱり私はこのお仕事が大好きで、皆様との交流や、現場の無い生活は物足りなく感じます』
彼女は過激路線でアダルトビデオに復帰し、さらに渋谷の高級デリヘルにも所属して金を稼いでいた。このままドラッグから完全に縁を切って生きられればまた道は拓けたのかもしれないが、彼女は覚醒剤から抜け切れていなかった。そして今回の逮捕である。(鈴木傾城)