ボニー・ブルーというイギリス出身の「アダルトコンテンツ・クリエイター」をやっている女性が、オーストラリアで物議を醸している。「オーストラリアから出て行け!」と罵られている。
いったい彼女は何をやったのか。
彼女はオーストラリアのクイーンズランド州に居住している25歳の女性なのだが、現在は「OnlyFans」という成人向けプラットフォームを利用して活動している新しいタイプのポルノ女優である。
「非常に大胆な行動」と自己表現のスタイルで注目を集めており、彼女の主張はしばしば論争を巻き起こしている。わかりやすい言葉でいえば「炎上系」なのだ。
「OnlyFans」というプラットフォームは、アングラ系の人間のあいだでは欠かすことのできない場所である。ここでは、アダルト系のユーチューバーともいうべき女性たちが世界中から集まって資金を稼いでおり、ボニー・ブルーもそのひとりであった。
彼女の活動に関する論争で特に注目されたのは、「スクーリーズ」と呼ばれるイベントがきっかけである。スクーリーズとは、高校卒業生が集まり、パーティーなどの祝賀行事をおこなう伝統的なイベントを指す。
彼女はここで「大学の新入生を対象に、性的関係を持つ!」と宣言して、それをOnlyFansアカウントで公開した。
これが、オーストラリア人のあいだで「常軌を逸している」「倫理的に外れている」「若い男性の性を略奪しようとしている」と激しく批判が湧き上がったのだった。しかし、彼女は「この計画を批判しているのは中年女性で、批判は中年女性による嫉妬だ」と一歩も譲らない。
彼女は参加者の年齢確認や同意の徹底を主張し、自らの行動の合法性を擁護している。