2024年の9月頃だったが、「ガールズ・ドゥ・ポルノ(GirlsDoPorn)」の創始者であるマイケル・プラットが「2025年9月2日に裁判を受けることになった」という記事があって、この事件はまだ続いているのかと、驚いた。
「ガールズ・ドゥ・ポルノ(GirlsDoPorn)」と聞いても、ほとんどの日本人はそれが何か知らないはずだ。しかし、アンダーグラウンドの人間で、この「極悪サイト」を知らない人間はいなかった。ポルノ業界に大きな汚点を残した存在だった。
GirlsDoPornは、2009年から2020年まで運営されたアメリカのポルノサイトである。
このサイトは、ニュージーランド出身のマイケル・プラットが中心となり設立された。彼は1982年生まれで、高校卒業後の2000年頃からポルノ業界に足を踏み入れていた。この男は当初、Wicked MoviesやTeenieFlixxxといったアフィリエイトサイトを運営して生計を立てていた。
そのあと、2007年頃にアメリカに移住して本格的な撮影を開始するようになって、「GirlsDoPorn」を2009年に正式に立ち上げ、カリフォルニア州サンディエゴを拠点に活動した。
共同所有者でカメラマンのマシュー・ウルフも重要な役割を担っていた。ウルフはプラットの幼馴染で、1982年または1983年生まれ。2011年にニュージーランドから米国に移住し、100本以上のビデオ撮影に関与した。
このサイトは一般の女性を起用して、ホテルの部屋やオフィスで最小限のスタッフで撮影する手法を取っていた。ホームページには「他のウェブサイトでは見られない女性」と謳われ、素人女性がカメラ前で性行為に及ぶ姿が売りだった。
女性は性生活に関する質問に答え、契約書の一部を読み上げる場面もあった。こうしたスタイルは、2000年代後半からインターネットポルノの消費が拡大する中で人気を博した。GirlsDoPornは、その潮流に乗って急成長していくことになる。
しかし、このポルノサイトにはダークな問題があった。それは何か?
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