◆他人と比較して劣等感に苦しむ「社会的比較」にとらわれない人の特徴とは?

◆他人と比較して劣等感に苦しむ「社会的比較」にとらわれない人の特徴とは?

人間は社会的な動物であり、しかも人間は自己愛も強いので、社会的に自分の立場を他人と比較するクセがある。これは、ほぼすべての人間に備わっている感情であると言える。

問題は「他人と比較する動機」である。ほとんどの人は他人と比較する心理になるのは「自分が満足していない時」なのである。

もっと具体的に言えば、「自分が持っていないものを、あの人は持っている」という気持ちになっている時に、他人との比較がはじまるのだ。

「あの人は自分よりも金持ちだ」
「あの人は自分よりも容姿が恵まれている」
「あの人は自分よりも頭が良い」
「あの人は自分よりも育ちがいい」
「あの人は自分よりも高いモノを持っている」

いったん、こうした比較がはじまると、とめどなく落ち込むことになる。なぜなら、自分の持っていないものを相手と比較するからである。そして、自分が相手よりも劣っている点をしみじみと認識して劣等感を募らせていき、自分を責めるようになり、最後には相手に対して憎しみを覚えたりする。

私たちは他人と関わりを持たないで生きることは不可能なので、こうした「比較するクセ」を持ってる人はずっと苦しみ続ける。

誰を見ても相手と自分を比較して「あの人は、あれを持っている、これを持っている、しかし自分は持っていない」と思うのだ。常に自分に強烈な劣等感を与えて、心を拷問しているも同然だからである。

これは自分の心を切り裂く自傷行為であるとも言える。

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