「現地妻」という女性の生き方がある。男は本土で妻や子供を持っている。それを分かった上で、男が現地に来たときだけ「妻」になる。
同じ国で、同じ国籍同士であれば、それは「愛人」なのだが、国が違えば「現地妻」になる。海外出張している日本人の男も、結構な数の男が「現地妻」を持っている。
タイでもインドネシアでも中国でもマレーシアでも、どこでもそうだ。一流企業の男も、中小企業の男も関係ない。みんな妻には素知らぬ顔をして、現地で特定の女性を囲い込む。
シンガポーリアンはインドネシア女性を「現地妻」にしている。彼らはゴルフに行くという名目でインドネシアのどこだかに渡って、ゴルフとは別のこともして帰る。
そんなシンガポーリアンの現地妻だった女性を知っている。ヨシという名の女性だった。
インドネシア・カリムン島の売春地帯はイスラム原理主義者に襲われて一時はほとんど壊滅した。あれから少しだけ女性も戻って来たが、もうシンガポーリアンを呼べるほどでもない。
全盛期は終わり、宴の跡だけが残った。もっとも全盛期でも、この島には華があるわけでもなかった。売春地帯は殺風景で、他に何があるわけでもなかった。どこの売春宿もそうだ。
壁に押さえ付けるようにソファが置いてあり、大抵は男が入口近くのソファに座るしきたりになっている。奥側には女たちが足を組んで男に選ばれるのを待つ。
このカラオケ屋もそうだった。中に入ると、入口から見て左側に10人ほどの女たちが……
(インターネットの闇で熱狂的に読み継がれてきたカンボジア売春地帯の闇、電子書籍『ブラックアジア インドネシア編』にて、全文をお読み下さい)

高校の同級生(男)で、背も高く頭も良くスポーツもできて顔も良い、という4高男がいました。案の定、彼は学年で1番かわいい女の子とつきあい始めました(進学校だったので女子は1クラス45人中10人位と少なかったのですが、私の学年には才色兼備なかわいい子が結構いました。大学進学率はほぼ100%でした)。彼は一流大学に入り、某有名会社に就職しエリートコースを着々と歩み始めました。私は全然かわいくなかったのですが、なぜか彼は昔から私のことをいつも何か気にしていました。高校の頃の彼女とはいつの間にか別れていて、大学生の時一度だけ彼と性交渉を持ったことがあります。頭いいけど、ハンサムだけど、好色なやつだなあ・・と思っていたので真剣にはつきあいませんでしたww。
その後、何十年かして彼はインドネシアの関連会社社長として単身赴任していました。え?エリートの彼がインドネシアなんて僻地へ飛ばされた?会社でセクハラか不倫でもしてばれたのかな?と思いました。でもそこは腐っても日本の一流会社、向こうでは住宅付車付メイド付VIP待遇で「現地妻」もいたようです。彼が言っていましたが、現地の従業員は皆ムスリムなので、ラマダンの月はみんなフラフラして顔色も悪く、生産性が「がたおち」だったそうです。でも安い賃金で雇えるのだから、まあ仕方ないかな・・。彼は今は日本本社に戻りましたが、「現地妻」をどう清算してきたのかちょっと気になるところです。