インドネシア編
インドネシアはインドネシア人の国だと思っている人がいる。実はとても大きな間違いだ。
インドネシアはインドネシア人のための国ではない。
たとえば、スハルト時代、スハルト一族は稀に見る資本独占に成功して「スハルトは金に狂った男だった」とワヒド元大統領に言わしめた。
一時、インドネシアは「スハルト一族の持ち物」だった。しかし、スハルトが去って、時代は変わった。インドネシアはインドネシア人のものになったのだろうか。
いや、なっていない。別の存在がインドネシアをいまや100%支配してしまっている。