インド圏では女性に硫酸をかけるという事件が多発する場所であることはもうよく知られるようになってきているが、信じがたいニュースを”The times of India”紙が伝えている。
それは、「ジーンズをはいた女性には硫酸を浴びせるテロを行う」というものだ。
他国では単なるいたずらや脅迫で終わるかもしれないが、インドでは女性に硫酸を浴びせるアシッド・アタックが各所で起きて女性が犠牲になっているので、本気でやりかねない、という心配がある。
伝統を守りたい、という気持ちを持つのは自由だが、伝統を守らない女性に硫酸を浴びせるというのは常軌を逸している。
許しがたい脅迫がインド女性に突きつけられている
このポスターは赤色で書かれており、ジャールカンド州の州都ラーンチの聖ヨハネ学校等、各大学に午前9時30分に張り出されていたという。
警察によると、「これらのポスターはさも背後に何かあるように臭わせているが、それほど心配するものではない」ということなのだが、実際はどうなのだろうか。
女性たちはもちろん非常に不安がっているという。
「警察はすぐに調査を開始してもらわないとならないわ。警察が守ってくれないと、私たちは恐怖で自由に歩き回ることもできなくなってしまう」
また国家女性委員会のモハン議長もまた「このようなポスターは正当化することはできない」と非常にショックを受けたという。
インドには民族主義者が非常に大きな勢力を保っているが、この「民族主義」は別名「ヒンドゥー・ナショナリズム」と言う。
ヒンドゥーこそがインドの原点である、と宣言する原理主義なのだが、そのためにイスラムもカトリックも仏教も認めず、徹底的にヒンドゥーの教え、文化、哲学、生活様式を強制する。
その中にはインド女性は伝統的衣装(サリー、パンジャビー・ドレス等)を着ることも含まれている。ジーンズのような「外国かぶれ」は許されない。
外国かぶれと言えば、植民地時代に付けられた「ボンベイ、カルカッタ」という名称も許しがたいとして、ボンベイをムンバイに、カルカッタとコルカタに名称変更したのも彼らである。
ただの脅迫だとしても、これは女性に恐怖を植え付け、女性の行動を縛りつけるものである。許しがたい脅迫がインドの女性たちに突きつけられている。
【インド】
「女性は」ということは、男性はジーンズOKなのでしょうか。
この言い分で行くと、男性はターバンを着けていないとアシッド・アタックされるということになるのですが・・・・。
タイトルとはややずれますが
日本でも福岡のヤクザが「暴力団お断り」の
看板を店に掲げた女性飲食店主の顔面を
刃物で刺して顔面破壊する事件が3件起こっており
福岡県警は対処不能と言っています。
中央官庁の公安に泣き付きましたが
当然のようにスルーされているようです。
日本の闇も表側から視認できるほど
大きくなっていますね。
>>2012-08-13 18:31:27 usbusu9327
この言い分で行くと、男性はターバンを着けていないとアシッド・アタックされるということになるのですが・・・・。
↑ 何か誤解をされているようなのでお節介します。
ターバンをしているのは少数派のシーク教徒で、多数を占めるヒンズー教徒はターバンをしていません。
従って上記の疑問は成り立ちません。
↑
22b72s3799です。
そうでしたか(汗)そういえばインドの写真では誰もターバンしてませんよね。
赤面。
ありがとうございました。納得しました。