◆さよなら、女たち(1)。セチア・ジャヤで出会ったヌーリ

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インドネシア編
初めてインドネシアのビンタン島を訪れたのは雨期の頃だった。

空はどんよりと曇っており、タンジュン・ピナンに降り立つと小雨が降っていた。雨足は強まるばかりで、ホテルに着いた時はすっかり濡れそぼっていた。暗く、陰鬱だった。

それから私はたびたびビンタン島を訪れているが、この島はいつも陰がつきまとっているように思えた。

ビンタン北部にはリゾート地がある。しかし、そこには訪れたことがなく、ビンタン南部の陰鬱な場所しか知らない。この島を想い出すたびに「底知れぬ陰」を感じるのは、そのせいなのかもしれない。

ホテルはわざと町外れの郊外にした。快適ではなくても、治安が悪くても一向に構わなかった。

どちらにせよ、堕落エリアに入り浸りになるのだから、安全を求めても無駄なことだ。安全を確保できないのなら、せめて堕落の場所に近いところがいい。

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