◆「愛を読むひと」。ドイツ人の脳裏から消えないナチスの亡霊

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2013年5月6日、アウシュビッツの収容所看守をしていた93歳のドイツ人ハンス・リプシスが逮捕されている。ユダヤ人はアウシュビッツに関わっていた人間を決して許さない。

ハンス・リプシスはアウシュビッツ収容所ではコックをしていて虐殺には関わっていないと容疑を否認している。

しかし、それでもユダヤ人にとってはアウシュビッツの運営者のひとりであり、大虐殺に荷担した人間であると責任を追及している。

ハンス・リプシスがアウシュビッツで働いていたのは1941年から1945年。もう約70年も昔の話なのだが、それでも当事者が生きている限り、ユダヤ人側も許すつもりはないのだろう。

そして、70年前の大虐殺が決して風化しないことで、ドイツ人はいまだに罪を背負い続けている。ナチスの亡霊は、被害者となったユダヤ人と、加害者となったドイツ人の双方に生き残っている。

グローバル・メディアを制覇したのはユダヤ人だが、だからハリウッドでも繰り返し、繰り返し、必ず1年に1度は「アウシュビッツ関連の映画」が作られる。

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