フィリピンやカンボジアやインドネシアはまだ絶対貧困が放置されている国だ。貧しい少年少女がいくらでもいる。
そのため、ペドフィリア(幼児性愛者)たちはターゲットを見つけやすい。警察も腐敗して犯罪は見過ごされ、捜査能力も劣っているので犯人を追い詰める能力もそれほどない。
なぜ東南アジアに筋金入りのペドフィリアたちが潜り込んでくるのかは、ここに理由がある。
「アンダーグラウンドに潜んで目立たないように動く」タイプのペドフィリアには居心地が良いのである。
それに気付いたのがデイヴィッド・ディーキンというアメリカ人で、この男は36歳の頃にフィリピンに潜り込み、以後2017年4月に53歳で逮捕されるまで17年間に渡って巧妙にフィリピン少女の性的虐待を行ってきた。
17年、この男はフィリピンに潜んでいたのだが、では金に困っていたのか。いや、まったく困っていなかった。仕事もしていないのに、なぜ困っていなかったのか。
ビジネスがあったからだ。ペドフィリア(幼児性愛者)は、実は金づるがある。その金づるとは何か?