インドは女性にとっては非常に危険で生きにくい国なのだが、子供たちにとっても同じだ。2013年3月6日、インド政府はインド国内でここ3年間で23万6000人の子供が行方不明になったことを報告している。
そのうち、7万5000人の子供の行方は現在も所在が分からず、未解決事件になっているのだという。
2012年10月には、AFP通信は年間5万人と報告しているが、いずれにしても、インドの子供の行方不明は桁違いの数字であることが分かる。
子供が失踪した場合、それは子供自身の意思ではない。事故に遭って遺体が見つからないというのもあるはずだが、インドの場合はそのほとんどが「連れ去り」であると言われている。
2011年のインド警察によると、インド全土で子供を誘拐する犯罪組織は815団体もあるという。
子供の誘拐は大都市で行われることが多く、デリーやムンバイがその標的になっているようだ。
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