キューバは1958年までアメリカの傀儡政権が政権を掌握していた。
しかし、これをキューバ革命軍が激しい闘争の末に打倒し、1959年よりフィデル・カストロが首相に就任して共産主義政権を樹立した。
それ以来、この2013年になってもキューバに君臨しているのは、相変わらずフィデル・カストロである。
中東で、次々と独裁政権が崩壊し、独裁者が引きずり降ろされているというのに、アメリカのすぐ裏庭で、CIAと激しく対峙しながらも、カストロはまだ権力を保ち続けている。
しかも、キューバはソ連が瓦解した1990年より未曾有の経済不況に晒されていて、国民生活はどん底にあるのにも関わらず、政権崩壊は起きていない。
しかし、この頃からキューバの女性たちは貧困に追い詰められて、次々と売春ビジネスに追いやられていったのは事実だ。