フィリピン女性と結婚して、老後の資金をすべて貢がせられた挙げ句に捨てられた男がいた。
2011年7月7日、朝日新聞が報じていた例は悲惨だ。
49歳の元警察官が、フィリピン・パブで知り合った女性と結婚した。フィリピンに移住してしばらくして、高級住宅を買うのだが、それを女性に勝手に売られた。
さらに、手持ちの現金・貴金属すべてを持ち逃げされ、総額1億6000万円を失うという壮絶な例だった。
実は「外国人の男に不動産を買わせて、それを転売して逃げる」という手口は、数十年も前から延々と行われているものだ。現地では、「手引き書」さえ出回っている。
タイでもそうやって大金を巻き上げられた男たちの無残な事例で溢れている。東南アジアの女性は優しいが、その優しさを仮面にしてしたたかに立ち回る女性も山ほどいる。
「女の武器」をカネに変える一連の手口は、古くて新しい。