ハイチは2010年の大地震で国家基盤が完全に崩壊した。(略奪の都市となったハイチ。無法地帯に略奪者が闊歩する)
最初の頃こそ大勢の人がハイチ支援を行っていたが、やがて世界から忘れられた。
4年経った今、もうハイチを憂慮する人はどこにもいない。この国は完全に国際社会から消え去ってしまっている。
ハイチの問題は、もともと貧しい国が災害によってもっと貧しくなったということだ。最初から国民生活も行政もインフラも脆弱だったところに、巨大地震が襲いかかって完全に無政府状態と化してしまった。
現在、このハイチには暴力と売春がはびこっているのは、このブラックアジアでも何度も取り上げた。(ハイチの女性。追い詰められている「褐色の肌」の女性たち)
ハイチの少女たちも、人身売買の標的にされて、性奴隷や家庭内家畜のようにされている。(子供売買ビジネス。ハイチでもあった子供売買の邪悪な手口)
すでに、隣国ドミニカの売春宿は孤児となったハイチの少女たちが定着していっぱしの売春女性となっている。そして、ハイエナたちは、治安の悪いハイチを避けて、ドミニカで売春女性を買い漁っている現状がある。