2014年7月26日午後8時頃、長崎県佐世保市で、16歳の女子生徒が同級生を殺し、首や手首を切断し、腹を切り裂くという猟奇的な事件が起きた。
「ひとりでやった」
「一番仲が良かった」
逮捕された16歳の女子生徒は、特に錯乱した様子もなく、警察に淡々とそう話しているという。殺害は衝動的なものではなく、計画的だったとみられている。
事前に凶器を準備して、彼女の方から「会いたい」と言って被害者をおびき寄せ、ひとり暮らしのマンションに彼女を連れて来たあとに後頭部を準備していた工具で何度も殴りつけ、紐で首を絞めて友達を殺害した。
そして、彼女は死体の首を切断し、手首を切断し、そして腹を切り裂いたのである。
いったい何が彼女を駆り立てたのか。世間は、彼女の家庭事情や学校生活での環境に、この事件の原因を探ろうとしている。