◆戦場と、安全地帯では、暴力に対する感受性がまったく違う

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人々は、それが仕事であるという意識を持てば、普通であればやらないことでもやる。

それが仕事であると思えば、消防士は火の中に飛び込んで行く。それが仕事であると思えば、警察は犯罪者と対決する。そして、それが仕事であると思えば、兵士はまったく恨みもない赤の他人を殺す。

兵士は人を殺すのが仕事である。そのために訓練され、そのために異国の地に駆り出されていく。

戦争で語られないのは、現場で戦っている兵士は殺るか殺られるかのギリギリのところで戦闘をして、そこには憎悪や殺戮本能がみなぎっていることである。

兵士は、相手を殺すことに対する道徳的な意義や哲学を考える間もなく、暴力闘争を強いられる。そうやって現場では、激しい殺戮本能が蔓延していく。

やがて、兵士の多くは常識が分からなくなり、殺人が日常になり、殺すことに何のためらいも持たなくなっていく。

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