インドでは2015年5月から灼熱地獄に入って2000人以上が死亡するという事態になっていた。(灼熱地獄が襲いかかっているインド。死者はさらに増える)
そのため、「2015年は世界中で熱波(ヒート・ウェーブ)の厳しい年になるのではないか」と懸念されていた。その懸念は的中た。
世界中で「熱波」が止まらない。
5月の末にはロシアが例年以上の高温を観測し、6月にはインドの隣パキスタンで45度の熱波が襲いかかって1500人が死亡する大惨事となった。
ドイツでは7月に入ってから気温が40度を超える日々が続き、フランスのパリでも7月1日に39.7度を記録した。
同じ頃、カナダでも熱波が続いて7月4日には大規模な山火事が発生している。森林火災の煙が広範囲に広がり、1週間近く消えなかった。