以前、カンボジアで知り合った売春女性が「今まで知り合った日本人」のことをいろいろ話してくれたので興味深く聞いていたことがある。
その中である日本人は、彼女に「日本の女子高生の服を着てくれ」と言ってその服を差し出してきたという。この当時はルーズソックスというものも流行っていたのだが、そんなものまで持って来ていたのだ。
カンボジアにまで来て、カンボジア人の女性に、日本の女子高生の恰好をさせたいというのだから、相当なこだわりだ。
「女子高生の恰好をさせる日本人がいる」というのは、タイ・バンコクの一部の売春女性の間でも話題になっていて、そういった趣味の男が何人かいるというのが分かっている。
実のところ、そうした趣味を持つのは日本人だけでない。
白人(ファラン)の中にも同じような趣味の男がいて、タイの売春女性に「看護婦の恰好」をさせたり「飛行機の客室乗務員(スチュワーデス)の恰好」をさせたりする男もいる。
やれやれと思って苦笑いするが、よく考えると私はそういったものとは違うが、やはり「ある特別な恰好」に強く惹かれることに気が付いた。