『タイの悪名高いリゾート地パタヤは閉鎖すると宣言されているにも関わらず、ツーリストたちは今もチープスリル(安いスリル)を追い求めている』とイギリスのタブロイド紙『THE SUN』は報じた。
このタブロイド紙は、堕落の街(シン・シティ)パタヤが今もなお売春リゾートとして機能しており、売春地帯は縮小するどころか混乱を増して、ますます多くのハイエナたちを引き寄せている現状を報告している。
そこには1000を超えるバーとMP(マッサージパーラー)のような施設がある。その多くが売春宿の最前線として機能しており、それが街の経済の中心となっている。
毎年100万人以上の男がこの売春地帯パタヤに集まり、そこに住む人々の約20%は売春ビジネスに関わっている。このタブロイド紙は、タイの売春地帯の現状をそうやって煽り立てている。
この記事に触発されたイギリスの男たちの少なからずは「そうなのか」と考えて、ますますタイに向かい、そのうちの何人かはそこにどっぷりとハマって「売春地帯の住民」になっていくのだろう。
そして、人生を破綻させる男たちも続出するはずだ。売春地帯で「チープスリル(安いスリル)」を求めながら、そこから抜け出せなくなるのだ。すると、売春地帯はもうチープではなくなっていく。