歓楽街

◆外こもりをする男たちが困窮し、私が困窮しなかったのは「ここ」が違った?

2005年頃、安田誠というペンネームを使って『外こもりのススメ – 海外のほほん生活』という本を書いたのは、33歳の棚橋貴秀氏だった。 この「外こもり」というのは「引きこもり」の対比として作者は使っていて、「日本で引きこもりをするなら、海外で引きこもりをしたほうが楽しく暮らせる」という主旨で使われた。 この当時はFX(為替証拠金取引)が大流行していた時代で、この作者もFXをやっていて、 […]

◆弱者男性の増加が、どのような未来を生み出すが気づいている日本人はまだ少数

夜中にバンコクの歓楽街を歩き回って、熱い身体の女たちに声をかけていくハイエナと化した男たちを、中国人のインフルエンサーは「ここにいる99%の男はふしだら」と軽蔑して吊し上げた。(ブラックアジア:中国人女性がバンコク歓楽街に立って「ここにいる99%の男はふしだら」と述べる) タイ政府は、これを「彼女の認識は間違っている」として摘発したのだが、私に言わせると、実は彼女の認識は全然間違っていない。 私も […]

◆「恋愛感情を持ったらヤバい」という不安と恐怖を増長しつつある表社会の動き

東南アジアの歓楽街に長らく沈没していると、次第に薄れていくのが道徳観や貞操観念である。そこでは快楽が剥き出しであり、欲望のために金を無尽蔵に蕩尽できる男が尊ばれる。 底なしに不道徳で、底なしに欲望に忠実で、明けても暮れても誰かを求めて街をさまよい歩く男が「とてつもなく素晴らしい男」なのである。要するに、一日24時間、365日、快楽のために身を捧げることができる男が見上げた男なのだ。 出会った女性の […]

◆自分の好きな女性が「誰もが好む画一的なタイプ」なら洗脳されてるかも?

まだ二十歳《はたち》くらいの時、私自身はごく普通の感覚を持った青年であったと自分では思っている。女性の好みもそうだった。明るく、楽しく、美しい女性が好きだった。 当時は、誰もが好きになるタイプの女性を私も好きになった。世間の男たちの好みと、私の好みは合致していた。私も誰もが好む画一的な「美人で華やかで明るい女性」が好きだったのだ。 女性の魅力はそこにあるのだから、それを外したら女性を追い求める意味 […]

ブラックアジア:ストリート漂流(日本のいわくありげの街を写真で見る)

日本のストリートを漂流して書き留めた記事がかなりの数になってきましたので、ひとつのカテゴリーとしてまとめておきます。「ブラックアジア:ストリート漂流」と名付けました。鈴木傾城が実際に街を歩いて記録したものです。主に撮りためた写真でコンテンツを構成しております。

◆大阪・京橋。ヤク中のチンピラも集まる飲み屋の密集地域

インターネットで大量の記事をぼんやりと読んでいると、大阪の繁華街で日曜日の昼間に発砲事件があったというのを目にした。2018年2月18日のことだ。どこの繁華街なのかと地名を見たら「京橋」とあった。 警察官が不審なチンピラもどきの男たちを職務質問しようと声を掛けたら、ひとりの男が突然バタフライナイフを取り出して暴れ出し「撃つなら撃ってみろ」と威嚇した。 東京で「京橋」と言えば一流企業の本社が建ち並ぶ […]

◆大阪・十三(じゅうそう)は今でも歓楽街の空気が濃い街だ

東京で風俗や水商売がひしめく猥雑でいかがわしい歓楽街と言えば「新宿・歌舞伎町」がすぐに思い浮かぶ。しかし、もちろん東京の歓楽街は歌舞伎町だけでなく、池袋も渋谷も銀座も歓楽街と言えば歓楽街だろう。 他にもソープランドが立ち並ぶ吉原だとか、ホテル街のある新大久保だとか鶯谷だとか、特色のある街が点在している。 大阪もまったく同じなのだが、猥雑さから言うと東京よりも大阪の方がはるかにディープで面白い。 大 […]